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2015年12月31日木曜日

サンドラ・ブロック女史の輝かしい栄光

 本日最後の五本目。一気に記事を連投したためか右腕に軽くしびれるような痛みが走っています。こういう感覚も久しぶりだなぁ。
 当初は「確かあと4本で300本だったはず」と思っていたら実際には5本足らなかったので、ネタは四つくらい抱えてたけど最後の子の五本目は何書こうかちょっとタイプする手が止まりました。逆に言えば先の四本はマジでノンストップで一気に書き上げたんだけど。最後はどうでもいい記事がいいなと言う風に考えたらサンドラ・ブロックが思い浮かんできたので、最終的にこの人について書くことにします。

サンドラ・ブロック(Wikipedia)

 日本でサンドラ・ブロックというと、1994年にヒットした「スピード」という映画のヒロイン役をやった女優というのが一番多い印象ではないかと思います。一発屋で終わるハリウッド俳優が多い中でこの人は実際にはその後もコンスタントに活躍を続けているのですが、生憎というかスピード以降の彼女の出演作はそんなに日本では大ヒットするものが多くなく、なんか古いイメージのまま現代に続いてきてしまっているような感があります。ちなみに自分は2009年の「幸せの隠れ場所」がこの人の出演作だと好きな方ですが、この映画はちょっと邦画タイトルで損しているなという気がします。

 この人の魅力を述べるならば、割と姉御肌、というより兄貴肌で日本で言えば杉本彩氏みたいなキャラクターを演じるのが上手い点にあると思います。スピードでもそうですが女性でありながら妙に頼りがいがあってリーダシップ満々で物事進める、でもって美人ってのがいいのだと思え、本国でもそういうキャラなのか何故か「GIRL NEXT DOOR」、邦訳するなら「隣のお姉さんにしたい人で賞」というものも受賞しています。それにしてもアメリカ人もマニアックな賞を作るもんだ。

 話は戻りますがサンドラ・ブロック自体はスピード以降もキャリアを上重ね、主要な映画賞を物にするなど役者としては大成したといえる人です。ただいくつかの受賞歴でちょっと変というか妙な記録も作っており、知ってる人には有名ですが2009年にさっき挙げた「幸せの隠れ場所」でアカデミー主演女優賞を受賞しているのですが、同年に公開された「ウルトラI LOVE YOU!」といういかにもB級臭いタイトルの映画でラズベリー賞の最低主演女優賞も獲得しており、なんと同じ年に最高と最低の女優賞をダブル受賞するという史上初の恐ろしい快挙を成し遂げちゃっています。
 しかもラズベリー賞の授賞式に普通はみんな嫌がって来ないのにこの人は何故かわざわざ来て、「てめぇらどうせこの映画見てねぇだろ!(#゚Д゚)ゴルァ!!」と言って、わざわざリヤカー引いて持ってきた映画のDVDを会場で配ったりするなど、明らかにサービス精神が満点な人のようです。

 このラズベリー賞のエピソードといい、映画で演じるキャラ同様に割と男性的でカジュアルな性格した人なんじゃないかと勝手に想像しているのですが、実は日本とも少し縁があるというか、東日本大震災の折には真っ先に100万ドルを寄付してくれています。もちろん彼女だけでなく多数のハリウッド俳優らが当時日本へ支援してくれていますが、やっぱり折に触れて思い出さなければならない恩じゃないかと個人的に思うわけです。なもんだから、彼女の出演作を見る度にこの記事ネタをちょこっと思い出してもらえればなと思い、たまにはこんな記事も書いてみました。

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