2009年1月19日月曜日

ドラクエとファイナルファンタジーのⅢからⅣへの変遷

 頭痛を起こしたせいか、今日は微妙に気分が乗らないので軽い記事で流そうと思います。さすがに今の状態じゃ失われた十年の続きは書けないや。

 話のネタはドラゴンクエストとファイナルファンタジーについての話です。どちらも説明が要らないくらい日本でポピュラーなRPGゲームで、未だにシリーズが続いているという息の長いゴルゴ13もびっくりな長寿タイトルですが、この両シリーズの今に続くような原型が出来たのは何も初めからではありません。
 確かに両シリーズ共にシリーズ初タイトルのⅠの時点で相当な完成度を持っていたことは間違いありませんが、やはり両作品とも名実共にビッグタイトルとなって基本が完成したと言えるのはⅢからでしょう。

 ドラゴンクエストはⅢから「転職システム」が生まれ、また主だった呪文はこの時期に出来上がっていますし、またファイナルファンタジーでもその後のシリーズでシステム上大きな役割を担う「ジョブシステム」が完成し、また召喚魔法やジョブごとのアビリティもそれまでと比べて大きく幅を広げています。
 そうして基本が完成した両シリーズですが、奇しくもこのⅢからⅣに至る変遷が日本のRPG史上革命的かつ大きな変革が為されているのではないかと、何故か今日エクセルをいじりながら思いつきました。

 その大きな変革というのはもったいぶらずに言うと、キャラクターの個性化です。それまでドラクエもファイナルファンタジーも各キャラクターに明確な個性というものは存在せず、両シリーズとも使用キャラクターの名前は自由に選択でき、ⅢではドラクエⅢの勇者を除いて好きな職業に転職できたり、ファイナルファンタジーⅢに至ってはジョブチェンジをすることによって誰でもどんなものにでもなれました。
 もっとも例外的にファイナルファンタジーⅡはキャラクターごとに名前があり独自の設定が付与されていましたが、こっちはファイナルファンタジーというよりもサガシリーズの原型と言われており、実際にキャラクターの能力も戦闘時の行動次第で上下するという別な意味で自由なシステムでした。

 そんな両シリーズが大きく変革されたのがⅣからです。具体的にどのように変わったかと言うと、どちらも能力や職業、名前が固定された固有キャラクターが登場し、また明確な人格が付与されたことによってそれぞれが自分の言葉をゲーム中で話すようになった点です。ドラクエⅣではまだ主人公は自分からしゃべることはありませんでしたが、ファイナルファンタジーⅣの主人公のセシルはもうしゃべるの何の、ゴルベーザなんて「いいですとも」と、お昼のワイドショー張りなことを突然言い出すし。
 このキャラクターの個性化がどのような影響を与えたかと言うと、それまでは私はあまり詳しくないですがテーブルトークRPGのように使用キャラを敢えて没個性な設定を付してプレイヤーが感情移入しやすく作られていたのが、キャラクターが個性化することによってゲーム中で展開されるストーリーを、それこそ映画の観客のようにプレイヤーに強く見せるようになったと言えます。

 やっぱりファミコン時代から両シリーズをやりこんでいる私としても、昔は使用するキャラに自分を投影させて言わばゲームに参加するようにプレイしていたのが、いつしかキャラと自分は違った存在だと意識させられ、ゲーム中で展開されるストーリーを見る側に回っていったように思えます。
 まだドラクエの方では主人公には独自のセリフを言わせないなど感情移入させる余地を残しているものの、ファイナルファンタジーではこのストーリーを見せる映画のような手法が、シリーズを重ねるごとに強くなっていったように思えます。

 そんなだから普段からゲームをやっている私は今まであまりこの変化に気がつきませんでしたが、今日改めて気がついてみると、あの任天堂が出したMOTHERシリーズが懐かしくて面白いと感じたのはこういうところにあったのかなと思いました。前はよく言われていたけど、最近は感情移入を考慮されてゲームって作られているのかな。私なんかは信長の野望なんかが感情移入がしやすくて使っている大名によって、「お前は俺を裏切ったな!」と、ゲーム中では裏切ってないのに史実で使用大名を裏切った武将を問答無用で斬首しちゃったりします。これがまた楽しいんだよなぁ。

3 件のコメント:

  1.  なるほど、確かにファイナルファンタジーは映画的な要素が大きいですね。特に10なんていうのはフルボイスですしね。 
     
     ていうか、戦闘システムをいちいち変えるのはやめてほしいです。そんなことより、今の社会問題とかを題材に扱ったストーリーを考えたほうがうけはいいと思うんですよね。恋愛要素もいいけど、そうするとなんかありきたりなストーリーというか。ファイファンって感じしないんですよね。

     信長の野望のネタですか、のりますよ笑 それは兄がやってました。東軍の武将は滅多切りでした。 徳川家の武将を見つけようなら、迷うことなく切り捨ててましたね。僕はどっちかって言うと、ていうか兄よりは登用するほうなんですが、松平久秀は切り捨てるようにしてます。 どうせ裏切られるし。

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  2.  ↑松平ではなく松永でした。

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  3.  私も松永久秀にはこれ以上ないくらいいいタイミングで裏切られた経験があります。三国志でも呂布という強いのによく裏切るのがいますが、ゲームには一人や二人はこういうキャラがいると面白いですね。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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