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2008年8月11日月曜日

友人とのガンダム会話

 ある日友人と、こんな話になりました。

「君は私と違って、実力はたんまりあるのに社会に対して自ら働きかけ、改善しようとしないね」
「僕は君と違って、現実の世界に興味はないもん」
「しかしだな君、これだけの実力があって何故何もしないんだ。私としては私ほど前面に立たなくとも、せっかく天が与えた君の能力なのだから、それを社会へ向けてほしいんだが」
「いや、それは君の方が間違えてるよ。君は責任感が強いから何が何でも社会に身を捧げようとしているけど、もっと自分を大事にした方がいい」
「なんていうかこの会話、「逆襲のシャア」のアムロとシャアの会話だなぁ」
「そうだね、別に狙ったわけじゃないけど」

 この場合、私がシャアで友人がアムロでした。世の中を良くするためにアクシズを落とすような行動が必要で、それを実行しようとするシャアに対し、あくまで見守るだけで自分から介入、というより巻き込まれたがらないアムロのような構図です。「Zガンダム」ではシャアもあまり介入したがらなかったけどね。

 その後、この友人はどんどんとアムロ的な性格を強化し、最期にはアムロを突き破ってシロッコ的な、「傍観者であり続けたい」という性格へと発展していきました。相変わらず面白いけど。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 確かに花園さんは、シャアと思想面において似ているところがあると思いました。これだけの記事を毎日書いて、社会に訴えかけている人はそういないと思います。まあでもやっぱり兄はシロッコだと思いますね。アムロほど人類というか現実世界を気にしていない気がします。それに正義感あまりないし。シロッコは、完全に行動に移している点で行き過ぎた傍観者でしたけど。兄は完全にシロッコの理想を体現しているような人物ですよね。ここまでなにも求めない人も珍しいなと思います。

花園祐 さんのコメント...

 ありゃ知ってたか。敢えて誰かとは書かなかったんだけどね。
 本人もえらくシロッコだということが気に入ってて、絶対に自分はシロッコみたいに現実に干渉して、身を滅ぼすようなことはしないとも言ってました。

 なんか書いてて、Zについて書きたくなってきたな。