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2008年3月12日水曜日

地球温暖化は本当なのか?

 本当は中部大学の武田邦彦氏の本を読んでからこの記事を書こうと思っていたんですが、どこの本屋に行ってもなかなか見つからないもんなので、しょうがないからもう記事を書くことにします(´Д`)ハァ

 この武田邦彦氏は関西に在住の方の方が知っている方も多いと思います。というのも、向こうの「たかじんのそこまで言って委員会」という番組にてゲストとして登場し、そのキャラクターぶりとあいまって、環境問題に対する彼独自の主張が非常に大きく取り上げられました。
 彼の主張を簡潔に言うと、まず現在環境問題がらみで言われていることはすべて嘘らしいです。何故そんな嘘がまかり通るのかと言うと、単純に言って先進国が新興国の急成長を阻むためやら、新たなビジネスチャンスにしようとしているからで、さらにはアル・ゴア氏の映画「不都合な真実」の最も不都合なのは、映画の内容のほとんどが真っ赤な嘘だということだそうです。

 この武田氏の主張には多かれ少なかれ私も同感する気持ちがあります。まず私が小学生の頃から、石油やレアメタルは後10年もすれば枯渇すると言われ続けてきました。ニカド電池を作るカドミウムはたしか95年くらいでなくなると言われていましたが、知ってます、ニカド電池は携帯用の充電池なんだって。
 こんな感じで危機感を煽るだけ煽っといて現実がまるで変化しなければそれは疑問に思います。それにこのまま温暖化が進むと世界中で大変になるといいますが、それ以上に人口が増えることの方が大変だと思うのに、そっちの方は完全にスルーです。

 そして環境問題の本丸ともいうべき地球の平均気温の上昇ですが、これは以前からその科学的裏付けには乏しいといわれていました。冷静に考えて見ると、同条件で普通の空気だけを充填した空間と、二酸化炭素を普通の空気以上に濃くした空間にてそれぞれの気温の上昇率を測ってみればそれなりに説得力のある温暖化の検証が取れそうな気がするのですが、私は未だかつてこのような実験を見たことがありません。
 そんなことを言うと、二酸化炭素を排出する車がビュンビュン走る道路近くの方が暑い気がするとか言われそうですが、それはむしろコンクリートの照り返しとか、ガソリン燃やした車の排熱とかの原因のが強いのであまり当てになりません。
 ほかにも、このところの夏は最高気温が記録を塗り替えているという意見もありますが、知ってましたか、ここ数年で気温観測所とかが結構移動しているのを。確か名古屋は観測所を動かしたらその年から記録更新のオンパレードになったそうです。また都市部では、先ほどの車や温まった空気が抜けないヒートアイランド現象の方が実際には強い気がします。

 もうこれだけでも十分怪しいのですが、私がこの地球温暖化説を否定する際に最も使う根拠というのが、大塩平八郎の乱です。この乱の当時は1837年ですが、当時の記録によるとこの乱の当時、大坂を流れる川は凍結していたらしいです。もちろん今の大阪では過去十数年位で冬に川が凍結した例など一例もありません。川が凍結するということは日中の気温でも零下を大体下回らなければならず、恐らく現在の北京くらい(向こうでも冬は川が凍結する)の気候だったことが予想されます。

 たかだか170年くらい前と現在で、これほどまでに気候の違いがあるのです。それほどまでに地球規模の気温変動というのは大きな物で、ここ十数年くらいの変化など、どうと言うことはない。人為的な力でそこまで変化は及ぼせない、地球温暖化というのはほとんどが嘘だというのが私の持論です。

  追伸
 確か先週の朝日新聞の一面だったと思いますが、地方自治体で環境保全に従事しているというお墨付きであるヨーロッパの「ISO14001」をかつて取得したものの、次は更新しないという自治体が現れてきたそうです。その理由と言うのも、更新に際して非常にお金が掛かる(数百万単位)ことからだそうです。
 私自身、この「ISO14001」を取ること自体は決して悪くはないとは思うのですが、取得や更新に金が掛かること、取得したからといって環境保全に対して直接投資するわけでないことを考えると、この手の動きをむしろ歓迎します。しかし頭の固い連中や企業は物がわからないようで、噂によると松下、今度からはパナソニックですが、ここはこの「ISO14001」がなければ取引相手として選ばないとして、中小企業をいじめているとのことです。こんなものに金をかけるくらいなら、植林や間伐に使った方がずっといいのにね。

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